1920年代
当時の工具は、ハンドルとソケットが一体となったものでした。
そのため、サイズごとにレンチが必要となり、何本も持つことになっていました。
スナップオン創業者となる「ジョセフジョンソン」が「少ないツールで多くの作業を」という考えのもと、
ハンドルとソケットが分離した「ハンドル分離型ソケットレンチ」が考案されます。
これがスナップオンの礎となる「Interchageble Sockets(交換可能なソケット)」となっていくのでした。
当時の勤務先に掛け合ったが受け入れられず、独立して商品化へ。
同僚のウィリアム・セイドマンが興味を示し、二人でサンプルセットを製造します。
そして一番最初に発売されたものが、「5種類のハンドル、10種類のソケット」のセット品です。
キャッチフレーズは「Five do the work of Fifty(5本で50の仕事をする)」
営業は成功し、500件の受注を得ました。
この成功を元に「Snap-on Wrench Company(スナップオン・レンチ・カンパニー)」を設立します。
1923年には、ハンドツールの需要が拡大。
オープンエンドレンチ・タガネなどが製品ラインナップに追加された。
そのようなメカニックからの要望に応える為、Blue-point(ブルーポイント)が設立。
1930年代
ブルーポイントとの合併により、社名を「スナップオン・ツールズ」に変更。
メカニック達に、今後どのような工具が欲しいかをリスト化した「Dream Order」を作成していきます。
またこの頃、アメリカ経済の大恐慌により景気が低迷。
高価な工具はなかなか手を出しにくくなる。そういった背景もあり、新たなシステム「Time Payment(分割支払い方法)」を開始します。
こうすることで、購買意欲を高めてゆくのでした。
この方式は現在も行われています。
初の海外拠点「スナップオン・ツールズ・カナダ」を開設。社名を「スナップオン・ツールズ・コーポレーション」に変更。
1940年代
スナップオンの特徴的な販売形態であるウォークスルータイプのバンセールが始まりました。
それまでの営業マンが独立したディーラーとなっていき、現在のFC加盟店形式の基礎となりました。
1950年代
カナダのトロントに「スナップオン・カナダ」を開設。
中央アメリカや南アメリカの産業発展に伴い、メキシコに「スナップオン・デ・メキシコ」を開設。
アイオワ州アルゴナに、工具箱専門の向上を開設。イギリスに「スナップオン・イギリス」を開設。
1960年代
それまでネジやナットは、「点接触」で回していました。
米軍の依頼により「面接触」で回すことを可能にした「Frank Drive System(フランクドライブ・システム)」を開発します。
後にボックスソケットやレンチ等に活用され、高い評価と特許を取得。
イリノイ州オワタに物流センターを開設。
これにより、全米支店・海外拠点への出荷体制の充実を図っていきます。
マサチューセッツ州ナティックに初のエアー・ツール専用工場を開設。
1967年には、日本市場に参入。
1970年代
現ドイツのウィルスバックにイギリスに次ぐ2番目の海外拠点を開設。
78年には、ニューヨーク証券市場に上場。
1980年代
オーストラリア・オランダ・ベルギーに海外拠点を設立。
89年に100%出資の日本現地法人「スナップオン・ツールズ・インタストリアル株式会社」を設立。
1990年代に「スナップオン・ツールズ・ジャパン(通常スナップオンジャパン)」に社名変更。
フランクドライブ・システムをスパナ部分に応用した「フランクドライブ・プラスシステム」を開発。
スナップオンの工具にはいつ造られたものか、製造年を示す刻印があります。
中には刻印がされていないものもあります。
1944年と1945年には、それぞれ「E」と「G」というマークがります。
こちらは「Emergency」と「Government」の頭文字から取ったのだそう。
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旧グリップと新グリップ
スナップオンのグリップは現在、ソフトグリップというものになっています
滑りにくく、耐薬品など機能性には優れています
それ以前の物は樹脂グリップといい、三角や四角などの種類がありました。
これがいわゆる旧グリップ。
現在でも人気で、復刻版がドライバーなどで出ています
ちょっと違うのは、旧グリップと復刻版旧グリップで、ロゴが違います。
復刻版は新ロゴになっています。
他にも、限定物や記念物、限定色などもあって調べていくと面白いです。
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